（戦闘開始）

《穴に近寄った時》
アルミラ「神はもうこの場所にはいないようだな…」

＜ムービー＞

（大量のエテリアを纏った火の玉が空から降りてくる）

アルミラ

　　ふ…やはり
　　黙って通してはくれんか！


フィール

　　大丈夫……
　　もう間違わない！


ジュジュ

　　か……神……？

　　あ……あたし……
　　神と戦うの？　戦えるの？



フィール

　　ジュジュ！
　　集中するんだ！！


アルミラ

　　スキを見せたら
　　支配されるぞ！

（エテリアを吸収して姿を変えた神が支配の念を放つ）

ジュジュ

　　きゃああーーーーーっ！！


アルミラ

　　ダメなのか！？


フィール

　　ジュジュっ！

（フィールがジュジュに駆け寄る）

ジュジュ

　　来ないでぇーーーっ！！


フィール

　　えっ！？


ジュジュ

　　オバさんが……平気なのにっ
　　あ　あたしだけ　こんな……

　　こんなのっ……
　　あたしっ……

　　認めないっ！！

（ジュジュが崖のほうへと走っていって溶岩の中へ飛び降りる）

フィール

　　ジュジューーーっ！！


アルミラ

　　落ち着けフィール！
　　あいつもＯＺだ！

　　こんな事で
　　死にはしない！

　　それより　このままでは
　　我々も……っ！


レオン

　　だらしねえぞ！
　　おまえら！！

　　うおりゃああああ！！

（走ってきたレオンが神に殴りかかる）

レオン

　　よっ！


フィール

　　レオン！？


アルミラ

　　おまえ……


レオン

　　話は後にしようぜ！

　　まず　コイツを
　　片づけねえとな！

　　ボウズ！
　　おまえ……いいのか？


フィール

　　ああ！


レオン

　　へっ！
　　このヤロウ！

　　にくったらしいぐれえ
　　いいツラになりやがって！


フィール

　　助けるんだ……
　　ドロシーを　みんなを……

　　カテナやエテリアたちも……
　　助けるんだ！

（神から離れたエテリアが３人のレクスへと集まってくる）

アルミラ

　　フィール……
　　おまえ……！


レオン

　　す……

　　すげえ！すげえぞ！！


アルミラ

　　ああ！
　　これなら……！

（アルミラ装甲化）

レオン

　　行くぜえっ！！

（レオン装甲化
　フィール装甲化）

＜ムービー終了＞

（ＢＯＳＳ　火神／テンタトレス・マリゲニィ）

《神が飛行時アルミラver》
アルミラ「くっ
　　　　　あの高さでは手の出しようがない…」
アルミラ「飛んだ！？
　　　　　気をつけろ　上からの攻撃が来るぞ！」

《神が飛行時レオンver》
レオン「飛びやがった！？
　　　　野郎　逃げる気かよ！」

《空中からの攻撃時アルミラver》
アルミラ「撃って来るぞ！　止まるな！」

《空中からの攻撃時レオンver》
レオン「飛び道具は食らうなよ！
　　　　吹っ飛ばされるぞ！」

《空中からの体当たり時》
アルミラ「突っ込んで来るぞ！　よけろ！」

（戦闘終了）

レオン

　　…おい…
　　おれたち…
　　神に…勝っちまったな…


フィール

　　あ…ああ…


レオン

　　し　信じられねえ…
　　冗談みてえだ…

　　神っていっても…
　　無敵でも不滅でも
　　ねえんだな…


アルミラ

　　意外に冷静だな　レオン。
　　もっと喜ぶかと
　　思っていたんだが…

　　おまえは神々を倒すために
　　ここまで来たんだろう？


レオン

　　ああ…
　　確かに　最初はな。

　　けど　それはもう
　　どうでもよくなったっつーか…
　　なあ。


トト

　　どうしたのだ　単細胞！
　　おまえ　なにか変だぞ？


レオン

　　いちいちうるせーな
　　このクソネコは…

　　ま　自分でも
　　変だとは思うんだけどよ。

　　もし　おれが今でも
　　神々をブッ飛ばす事しか
　　考えてなかったとしたら…

　　また負けてたんじゃねえかって
　　気がするぜ。

　　そうだろ？　ボウズ！


フィール

　　………

　　…ああ。


トト

　　むう…わからん。
　　神を倒す事でなければ
　　何を考えておるのだ？


レオン

　　てめえにゃ　教えねえ。


トト

　　おのれ！
　　単細胞の分際で生意気な！


レオン

　　なんだとぉ！？


アルミラ

　　やれやれ…
　　やっと合流したと思ったら
　　またこれか…


フィール

　　………


アルミラ

　　ん？
　　どうした　フィール。


フィール

　　ああ…
　　ジュジュは大丈夫かな…


アルミラ

　　ふう…
　　それがおまえの性格だから
　　仕方がないのかもしれんが…

　　ＯＺの実力というものを
　　もう少し信じてもらいたいな。

　　それより　おまえは
　　妹の心配をするべきだろう？


フィール

　　もちろん
　　ドロシーの心配もしてるよ。


アルミラ

　　………


フィール

　　ぼくは　ドロシーと
　　血がつながっていないどころか
　　人間でさえないのかもしれない。

　　それでも　ドロシーは
　　ぼくの妹だから。


アルミラ

　　ふふ…
　　本当に変わったな…


フィール

　　え？


アルミラ

　　いや　なんでもない。